オンライン ライセンスは、仮想環境やクラウド環境向けに設計されていますが、オンプレミス環境でも使用できます。
ローカルに保存されたライセンスは、アクティブ化したコンピューターにひも付けられているため、クラウド サービスで問題が発生する可能性があります。
- フェールオーバーを実装するには、2 つ以上のライセンスが必要になります。
- 仮想マシンが停止した場合、管理者は関連するすべてのライセンスを手動で復元しなければなりません。
- 仮想マシンのソフトウェアがアップグレードされた場合や、仮想マシンが別のホストに移動した場合は、ライセンスを再アクティブ化する必要があります。
オンライン ライセンスは特定のコンピューターにひも付けられないため、大規模なワークロード向けにハードウェアを最適化する際の柔軟性が高まります。オンライン ライセンスのすべてのパラメーター データは、ABBYY サーバー上のクラウドに保存されます。
オンライン ライセンスのパラメーターは License Manager でも確認できますが、確認できるのは、そのコンピューターで現在使用中のライセンスのみです。
ABBYY FlexiCapture Licensing Service は、継続的なアクセスを確保するバックアップ サーバーを備えた、フェールセーフな Microsoft Azure データ センターで運用されています。この高可用性と、オンライン ライセンスを一定期間オフラインで使用できることにより、オンライン ライセンス運用の信頼性が確保されます。
オンライン ライセンスでは、一定期間 (たとえば 1 か月または 1 年) にわたって、所定のページ数を処理できます。オンライン ライセンスは、異なるコンピューターから利用できます。処理済みページ数を同期するため、Licensing Server と ABBYY Licensing Service は定期的にインターネットに接続します。そのため、Licensing Service は、それに関連付けられたすべてのコンピューターにおいて、単一のシリアル番号で処理されたすべてのページを追跡します。
オンライン ライセンスを機能させるには、2 つのライセンス サービスを同期する必要があります。
- ABBYY FlexiCapture がインストールされているコンピューターまたはローカル ネットワーク上の Licensing Server
- ABBYY FlexiCapture ライセンス サービス
ライセンス サービスを自動的に同期するには、インターネット接続が常時確立されていること、およびポート 443 で *.abbyy.com への接続が許可されていることを確認してください。
Licensing Server は、ABBYY FlexiCapture とともに自動的にお使いのマシンにインストールされます。その後、Licensing Server はライセンス パラメーターで設定された間隔で ABBYY ライセンス サービスとデータを交換します。
Licensing Server が ABBYY ライセンス サービスに送信するのは、ライセンスの識別情報とページ カウンター データのみです。このデータは、使用しているハードウェアに関係なく暗号化されており、復号することはできません。オンライン ライセンスの使用環境について ABBYY が受け取る情報は、完全に匿名化されています。
アクティベーション ウィザード (ABBYY FlexiCapture 12 License Manager → Activate License…) を使用してオンライン ライセンスをアクティブ化してください。詳細については、ライセンスをアクティブ化するを参照してください。
オンライン ライセンスのアクティブ化およびプログラムの実行には、Licensing Server のインターネット接続が必要です。
アクティベーション後、ライセンスは利用可能なライセンスの一覧に表示されます。
オンライン ライセンスは一度しかアクティブ化できず、非アクティブ化することはできません。
1 つのオンライン ライセンスを複数のコンピューターで使用する
オンライン ライセンスには、クラスターの展開、新しい環境への移行、障害後のシステム復元などのために、異なるコンピューターからアクセスできます。そのためには、ライセンスのアクティブ化時に生成されたトークンを使用します。トークンは保存時に暗号化され、ライセンスにアクセスできるコンピューターの数に制限はありません。
別のコンピューターからライセンスにアクセスするには、次の手順を実行します。
- ライセンスをアクティブ化したコンピューターにライセンス トークンを保存します。ABBYY FlexiCapture 12 License Manager で Service → Save Online Token… を選択します。
- アクセスするコンピューターにトークンをアップロードします。ABBYY FlexiCapture 12 License Manager で Service → Load Online Token… を選択します。
ライセンスが利用可能なライセンスの一覧に表示されたら、選択できます。
トークンは、そのコンピューターでアクティブ化されたすべてのオンライン ライセンスに紐付けられています。そのため、複数のライセンスをアクティブ化してトークン ファイルを保存した場合、そのファイルを別のコンピューターにアップロードすると、すべてのライセンスにアクセスできます。
通常ライセンスを使用しているコンピューターに障害が発生した場合、そのライセンスを引き続き使用するには、別のコンピューターの License Manager にそのトークンをロードするしかありません。ライセンス トークン ファイルは安全に保管してください。保管しないと、ライセンスにアクセスできなくなるおそれがあります。
コマンドラインを使用したオンライン ライセンスの管理
ABBYY FlexiCapture Distributed と Standalone の両方に付属する LicenseManager.Console.exe ユーティリティを使用して、コマンドラインからオンライン ライセンスを管理できます。これを使用して、オンライン ライセンスのアクティブ化、ライセンス トークンのアップロード、ライセンス トークンのファイルへの保存を行えます。詳細については、コマンドライン コンソールを使用したライセンスの管理を参照してください。